薬師如来を安置したお堂での永代供養
宗教法人曹洞宗松原山医王寺は、静岡県島田市にある寺院です。
その特徴は、近年新しく納骨堂が建設され、大勢の僧侶によって永代供養が営まれていることです。
少子高齢化や核家族化など、現代では生活スタイルが大きく変化し、お墓の在り方も変わってきました。
また、お墓を管理する人がいなくなるだけではなく、子どもたちに負担をかけたくないと思う方々も多くなりつつあります。
そこで医王寺では心安らかに眠れるだけではなく、家族の皆様が集える安らぎの場として医王寺薬師堂党内墓地瑠璃光殿(納骨堂)が建設されたのです。
この納骨堂は中央に薬師如来を安置した薬師堂になっており、外観は宇治の平等院をモチーフにしたデザインフォルム。
その立派な姿とともに、ここで醸し出される安らぎの時間と空間が訪れる方々の心をきっと癒すことでしょう。
また、グリーンプラン(緑化運動)を積極的に推進されている点も魅力です。
現在、地球の温暖化はますます進み、多くの国々が異常気象などの困難に立ち向かっています。
このまま温暖化が進めば、国家消滅の危機にさらされる国がないとは決して言い切れません。
このような将来への不安を少しでも解消するために、曹洞宗では以前から緑化運動がすすめられてきたのです。
そして、医王寺でも瑠璃光殿完成後には新たな樹木を植栽し、その生命力で温暖化の進行を食い止めたいと考えられています。
緑の葉が風に揺れる医王寺の瑠璃光殿は、まさに自然が感じられる永代供養のための納骨堂だといえます。